マンションはとても大きくて正直家賃が払えるか不安になってきた。
「こーちゃん…ここ、家賃高いんじゃないの?」
孝「訳ありの人達が来れるように安くなってる。
多分ほかのマンションより安いんじゃねぇかなー。
とりあえず行くぞ。
荷物はもう運んでもらってるから。」
……本人の許可なしに荷物移動したのかよ。
この人ほんとに先生なのか…。
こーちゃんは部屋の鍵を管理人から受け取り、部屋に向かった。
孝「ここは全部で7階まである。
金城の部屋は6階のエレベーター出てすぐ右隣にある。」
車椅子が何台も入れるようにか、エレベーターは異様に広かった。
エレベーターをおりてすぐ右隣に1つの部屋があった。
そこにはちゃんと『金城』というプレートがかけられていた。
中に入るとこれまた凄い光景が目に入った。
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