私は訳がわからず呆然としていた。



一「んなこと言うなよ・・・
足はもう無理かもしれねぇけど、未来はまだある。

生きてるってことはまだあるんだよっ!!



輝くことはないんじゃねぇ・・・・・・輝かすんだよ!!

自分の力で頑張る前に諦めんな!!」



そう言って今度は強く抱きしめられた。



孝「そうだそ、金城。
お前はまだ生きてるんだ・・・。


これからの人生を楽しめ!!
苦しんだ分・・・これから輝くんだ!!」



美「ほんとに馬鹿ね!!

だいたい同情の目で見てくる人なんかほっといたらいいのよ。
留美の事をちゃんと見てくれる人と楽しく過ごしたらいいの。



それに私達はそんな目で見たりしないし。」



瑞「もっと周りを信じてみたら?

昔と今とじゃ全然違うんだからさ。」



みんなの言葉を聞き、大泣きしてしまった。
久々に声をあげて泣いた。



「あり・・・・・・がと・・・うっ・・・・・・」




その日は泣き疲れて眠ってしまった。



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