孝「は・・・・・・?」
美「嘘でしょ・・・?
仲のいい家族だって評判なのに・・・・・・?」
「確かに周りにはそう思われてるだろうね。
あの人達、自分達がいい親だと印象付ける為にたまーに3人でご飯食べに行ったりするし。
もちろん私も笑顔作っているしね。
・・・・・・でも帰った後は散々殴り散らかして、金置いて、それぞれ愛人の所にでも行ってるんだよ。
毎晩帰って来て私を殴って、金置いて、どっかに行く・・・その繰り返し。」
孝「なんで言わなかったんだ?」
「言って何になるの?
どうせ誰も信じないのに、話すだけ無駄でしょ?
あ、こーちゃん。
私早退するから。」
その場にいたくなくて、私はすぐに家に帰った。
.