逃げようがないと判断した私はただただ無邪気なふりして喋っていた。
「総長さぁーん。
留美ちゃんすっごく暇ー。」
一「もうすぐつく。」
「わかったぁー。
今日すっごく晴れてて空が凄く綺麗だー!!
雲・・・わたあめみたい!!
食べたいなー。」
一「お前さ・・・・・・なんで自分作ってんだよ。」
「い・・・意味わかんなぁい。
留美ちゃんは留美ちゃんだよ?
こんな私が他の私を作れると思うのー?」
一「本当のお前はこんなキャラじゃねぇ。」
「なんでそんなこと言えるわけー?」
一「・・・・・・目がそう言ってる。」
「総長さん面白い事言うねー。
目はしゃべる事出来ないんだよぉー?
お馬鹿さんだねぇー。」
そんなことを言い合っているうちに倉庫とやらについた。
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