美「どういうつもりですか?
留美をどこへつれていくんですか?」



一「こいつ気に入ったから倉庫に連れて行く。」



そう言ったとたんに女は騒ぎ出し、私に罵声を浴びせさせた。



美「駄目です!!
留美は一般人です。
連れて行くことで他の族に狙われたりするじゃないですか!!」



一「俺が・・・誠乱が守ってみせる。

敵からも、そして・・・






・・・・・・闇からもな。」



「な・・・に言って・・・・・・」



あまりに突然すぎて上手く声が出なかった。



一「目を見てわかった。
今のお前はお前じゃない。
自分を作ってるお前を救ってやる。」



「な・・・なに言ってるんですかぁ?
私は私ですよぉ・・・?


留美ちゃんが留美ちゃんじゃないのなら一体何だって言うのぉー?」



一「チッ・・・・・・とにかく、こいつは連れて行く。」



そういって強引に車に乗せられ、出発した。




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