イツワリ

そんなしんみりした空気を壊すかのように電話がかかってきた。



「もしもし？」



一『俺だけど、言い忘れてた事あったからさ。』



「なに？」



一『何があっても俺はお前の見方だから。


……それだけだ。
おやすみ。』




そして電話が切れた。







"何があっても俺はお前の見方だから"





いきなりで驚いたけどとても心にきた。
まるで今の私の状態をわかってるかのように電話してくれた一を、さらに好きになってしまった…。






"大丈夫だ"と言われているみたいで安心した私はそれからゆっくり眠りにつく事が出来た。






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