それから想像を越えるくらい仕事が入ってきた。
休みの日がとれないってくらい忙しかったけど楽しんで取り組んだ。
バラエティー番組出演、ラジオ、その他の雑誌や取材など色々やらせてもらった。
テレビで私が出演すると、みんな時々電話してくれるけど一人だけ毎回してくれる人がいる。
一『見たぞ。』
「ありがとう。
どうだった？」
一『よかった。
あと…可愛かった。』
「あ…ありがとうっ。」
一『無理すんなよ。』
「うん。
一こそ無茶しないでね。」
一『あぁ。
それじゃ。』
「ばいばい。」
いつもこんな感じのことしか話さないけど、一の声を聞くたびに胸が高鳴る。
でもすごく落ち着く…。
……可愛いとか言われた時は心臓やばいけどね。
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