一「・・・・・・なんだあいつ。」



一は留美の走って行く後姿を見て呟いた。
そして誠乱の幹部が使用している旧音楽室に行った。



?「遅かったなー。
何してたんだ?」



一「女とぶつかった。」



「その女の子殺してないよね!?」



一「んなわけねぇだろ。






・・・・・・むしろ気に入ったくらいだ。」




?「は・・・一が女を・・・・・・?
明日は雪・・・いや、隕石が落ちてくるかも!?


んでんで、名前は?」



一「・・・・・・聞くの忘れてた。」



?「うわー・・・探すの大変そうだね。」



一「校門で待ち伏せする。

お芝居するほど俺に関わってほしくない女なんか初めてだしな。






・・・・・・・・・絶対逃がさねぇ。」



そう言ってニヤッと笑った。






上手く演じれたつもりの留美だったけど、一には演技だとばれていたみたいだ。




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