イツワリ




武「最初何乗る?」



哲「俺はやっぱりジェットコースターがいいな!!」



武「いいねー!!」



瑞「……なんで武宜達が決めるの?
そこは留美が一番に決まってるだろ?」



「私は別に何でもいいよ?」



哲「って留美が言ってるんだしジェットコースターに決定!!
早くいこーぜ!!」



哲達は走ってジェットコースターへ向かった。

……早くって言われてもいくら自動で動くからと言ってスピードには限度が有るんだけど。
歩く速さまでしか動かないんだけど。



そんなこと思っていると一が横に来てくれた。



一「ゆっくり行くぞ。
早く行くのとか俺も疲れるし。
武宜らはほっときゃいい。」



「……ありがとう。」



一「礼言われる意味がわかんねぇし。
走るのだるいからゆっくり行こうって言っただけだ。」



さりげない優しさに私は少しときめいた。
なんかこの人が女にモテる理由がわかるような気がした。




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