1時間程で到着した。
車の中では合格した日の事を聞かれ、表紙を飾る事になったと全員に言ったら自分のことのように喜んでくれた。
一はなぜか頭を撫でてくれた。
私はそれが妙に心地よく、安心できた。
まぁどうしてかはわからないけどね。
こーちゃんが私の分のフリーパスの料金は払ってくれた。
お祝いだかららしいけど……なんか悪いような気もする。
「こーちゃん、お金渡すよ?」
孝「ばーか。
これはお前のお祝いなの。
それに俺はこれでも立派な大人なんだぜ?
金城の分くらい払える余裕あるから安心して遊べ。」
「これでもって…自覚はあるんだね。
ありがとう。
今日はいっぱい遊ぶよ!!」
孝「どういたしまして。」
私は車椅子を動かしながらみんなについって行った。
まぁ動かすって言っても自動だから楽なんだけどね。
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