「…ほんとなんだ…信じてくれよ」 震えた声で、ぐっと唇を噛みしめる少年に少女は息を飲んだ。 長くこの"オカルト研究会"を少年と共にやってきたが 少女はこんな彼を今までに見たことがなかったのだ。 心霊スポットに行った時にも、心霊写真を見た時にも、一切怖がらなかった彼がたった1つの都市伝説に震え上がっている。 (彼の言ってることは真実…) 目の前にいる少年を見て少女はそれを信じるほか無くなってしまっていた。 「わかった…信じる、だから理由を話して?」