啓太も真美も、

さっぱりこの状況が

読めない。


私を引き寄せ

抱きしめた芳樹君。


「芳樹、愛華に何やって!」

啓太が叫んだ。

「愛華は、オレの彼女だから

いいんだよ」

「「?!」」

驚く啓太と真美。

「私に好きって・・」

「オレに好きだって・・・」


「ごめんねぇ、あれ全部ウソ♥」

笑顔の芳樹君。


呆然とする二人。