「シーッ」

・・・芳樹君。

誰もいない

視聴覚室に連れ込まれた。


「愛華」

芳樹君が、私を抱きしめた。

今までにないくらい、

たくさんのキス。



「今まで、ごめん」



「・・ううん。


私も、勘違いしてたみたい」


「はぁ・・・

やっと・・・

愛華にこうしたかった」