一歩手前



「あ、、染野くん…」


「…お前、本当にどんくさいなあ。ほら、早く拾って教室行こうぜ?」


「あの、ありがとう…、染野くん」


散らばった英語のワークたちをまとめて立ち上がる。
あとは林田がやるだろ。


さっさと教室戻ろうとしたが、後ろを振り返ると、しゃがみ込んだままの林田。


ワークはもう拾い終わったのに、しゃがみ込んだまま。