モノクロの恋


「ママ。お腹すいた。」

「もうすぐできるから待ってねー。蓮くんと一緒に食べるんでしょ?」

「なんで毎朝あいつ入れんの?」

「あいつなんて言っちゃダメよ‼毎朝起こしに来てくれるのに‼」

「だよねー。おばさん‼」

「あら。蓮くん‼ご飯もうちょっとでできるからねー。」

「はーい。」

「お前ら毎朝うっせーんだよ。」

「あっ。洋兄、おはー。」

兄の華風 洋(はなかぜ よう)と
妹の華風 心奈(はなかぜ ここな)があいさつを交わしている。

「洋、おはよー。」

「蓮は朝っぱらからテンション高すぎっつーんだよ。」

洋はめんどくさそうに頭を掻いている。

「洋、おはよう。」

「お前。双子っつっても俺はお前の兄ちゃんだぜ?」

はぁとため息をついて私を睨む。

「双子なんだら普通呼び捨てっしょ?」

私、華風 楓(はなかぜ かえで)と洋は双子だ。
顔は似てないけど性格はそっくりらしい。
嬉しいような嬉しくないような…。

「みんなー‼ご飯食べましょー?」