大好きな人。


何時間ぐらいそうしてたかな?

近くにあった建物の時計を見ると、もう23時をまわっていた。

「もうこんな時間か…。 」

そろそろ帰らなきゃ。

…てか寒っ…。

指とか、かじかんじゃってるし。


あぁ~最悪!!


これも全てあの糞野郎のせいだ!!


早くあんな糞野郎忘れていい男ゲットしてやるんだから!!

拳にぐっと力を入れてあたしは歩き出した。