ずっと片思いしてた。 海斗はモテるから... だからいつもこうして海斗ファンに交じり 海斗の野球姿を見てきた。 でも...海斗に好きな人がいるなんて知らなかった。 もう...諦めるしか... 「ちげぇ―よっ俺の好きな奴は...」 そう言って海斗は歩き始めた。 そして立ち止った場所、 そこは... 「嘘....」 海斗が私の目の前に立ってる。 幻覚だと思った。 それか、 「立ってる場所間違ってませんか?」 そう聞かないと