たとえ叶わなくても…


「梨華大丈夫か?重かっただろ?てか、資料室に資料を運ぶ生徒ってお前だったんだな!!」


「…その話し方だと、資料室担当の先生って…先生?」

あたしは恐る恐る聞いた。


「そうだよ♪」
いつもの眩しい笑顔でそう言った。


げっ…
最悪だ…

「お前!!今、最悪だって顔したな!?」

先生が睨んできた。


「え?何でわかったの?」

それを聞いた先生は、その場に縮こまってしまった。


「梨華ー、俺だって傷付くんだぞー?」

その先生の姿を見ていると何だか可笑しくなって、


「ぷっ…ふふふ。」

笑ってしまった。