アイ・ラブ・おデブ【完結】

「そう…中学の時にあたしと東京で一緒に暮らし始めたの
でもそれまで離れていたし、思春期の難しい年頃だったから…
何を考えているのか正直分からない子だったわ…
大丈夫?さあやちゃんには気持ちを話しているかしら?」

「はいっ!
遥さんはいつも優しくて頼りになる人です!
気持ちも…こちらが…照れるくらい…ストレートに…」

…そう…
遥さんはいつだってあたしに気持ちをぶつけてくれた…
ううん…熱い気持ちで包んでくれる

「そうなの…
やっぱりさあやちゃんのことは特別なのね
子供の頃…遥から届く手紙はさあやちゃんのことばかりだったのよ
"トランプをしてさあやを泣かした"とか…
"さあやがヒーローの名前を5人言えるようになった"とか…
ちょっと妬けるくらいにさあやちゃん一色だったわ」

遥の母は片目をつぶり悪戯っぽく微笑んだ

…遥さんてそんなことを手紙に…
ちょっと恥ずかしいよ…