アイ・ラブ・おデブ【完結】

二人がそれぞれ心の中で遥の祖母と会話を済ませ、閉じていた目を開けると…季節外れの暖かい風に包まれた

「おばあちゃん…」

小夜はその優しい温もりに懐かしさを感じた

…遥さんとの再会を喜んでくれているのかな?
そうだといいな…

「さあや…
次はじいさんに会いに行こうか
ちょっと呆けてるけど…今日は家にいるはずだから…」

「うん!
でも…おじいちゃん…覚えてないよね…
20年も経つんだもん…」

会える嬉しさの中に不安が入り混じり、小夜の笑顔が曇った

「う~ん…どうかなあ…
調子が良ければ大丈夫だと思うけど…
そうじゃないときは…僕のことも分からないから…」