アイ・ラブ・おデブ【完結】

小夜の目にも分かるほど不機嫌そうだった父の表情が緩む

「親父~!鼻の下が伸びきってるよ!」

「圭輔!そういうみんなが分かっていることは口にすんなよ!
親父が可哀想だろ」

「そういう兄貴だってすぐにそうなるんだ!
女の子なんだろ?生まれるの!」

「うっう…俺は…俺は…
嫁には行かせないぞ~!」

大輔と圭輔の賑やかな掛け合いは昔から変わらない

母と兄弟がたわいもない会話で、無口な父と大人しい小夜を笑わせてくれる…そんな家族だ

もちろん祖母のいない時限定だったが…