アイ・ラブ・おデブ【完結】

車に戻る頃にはすっかり日が落ち、今度は頭上に星が輝いていた

「さあや…お祖母さんとは…
お別れ出来たのか?」

エンジンをかけ、車内を暖めながら遠慮がちに聞いてきた

「う…うん
今日火葬場で…お別れした
棺の中のババ様はとっても小さかった
子供の頃は恐ろしくてとても大きく感じたのに…
…お別れしたけど…ババ様の事ばかり考えてしまうの…
考えると苦しくなって…
何かに押し潰されそうになるの…」

両手を自分で握りしめ胸の前に持っていく

いつもの勇気の出るおまじない…

…!!そうだ…このおまじない…
ハルに教えてもらった…
夕焼けの中で一緒にやった
あたしはずっとハルに勇気を分けてもらっていたんだ

またもう一つ大切な思い出を呼び戻した