アイ・ラブ・おデブ【完結】

「さあや…東京にはいつ戻る?
明日も僕とデートしてくれないか?
一緒に行きたい所があるんだ」

屋上の鍵を閉めながら恐る恐るという感じで聞いてきた

「うん!もちろんいいよ!
東京には…明後日戻ろうかな…
遥さんは…」

そう答えた小夜の唇に遥は人差し指を当てた

「さあや…僕のこと…ハルって呼んでくれないか?
あの頃のように…」

頬を薄紅色に染め、少し躊躇いがちに遥を見上げた

「…ハ…ハル…」

「あぁ…さあや!」

薄暗い階段の最上段で遥は小夜を抱きしめた

20年分の想いを込めて…