アイ・ラブ・おデブ【完結】

目をきつく閉じ、自分を抱きしめるようにして身を屈める

段々と呼吸も荒くなり、くらくらしてきた

もう限界かも…と倒れそうになった時、きつく抱き寄せられた

「さあや…ごめん…
待たせちゃったね…
一緒に…連れていけば良かった…
少し…休んだら…上に行こうか」

抱きしめている腕の力強さとは対照的な、柔らかな遥の声が耳に届いた

遥の胸に耳を当てるように抱き寄せられた小夜は、遥が大きく息を乱していることに気が付いた

…走って…来たの?
あたしこそ…ごめんなさい…
…ありがとう…

心の中で話しかけるがまだ声にならない

申し訳ない気持ちと情けない気持ちが溢れそうになった時、息を整えた遥が話出した