アイ・ラブ・おデブ【完結】

…両親が何も言わずにいたのは理由があったんだ…
仕事で何か圧力がかかっているんだ
どうしよう
お父さんが辞めさせられちゃう?
この家に住めない?

「平野さん…その事は心配ありません
父にも事業推進の約束はしてあります
今回の事は私が一方的にお願いしている事です
責任と責めは私一人にあります」

父に向かってはっきりと良孝は断言した

…良かった…大丈夫なのかな?
あたしは自分のことしか考えていなかった…
もっといろんな事が絡み合っていたんだ
怖い…結婚ってこんなに複雑なの?

「分かりました
こちらは小夜の気持ちを優先できればそれで構いません
遠い所をわざわざお出でくださってありがとうございます
お帰りも気を付けてください」

祖母はまだ何か言いたそうにしていたが、父が良孝を帰るように促した