アイ・ラブ・おデブ【完結】

「お断り…いえ…婚約破棄をお願いするのは私の方の理由です
小夜さんに落ち度はありません
申し訳ございません!
ご両親にも謝りたいのですが…
ご両親はいらっしゃいますか?」

小夜はすぐに両親を客間に連れてきた

良孝は祖母に謝った時と同じように額を擦り付け謝罪した

父は良孝に近づき頭を上げさせた

「桜井さん…分かりました
こちらも本人が同じ気持ちのようですし…
あなたの言う通り、婚約は破棄してください
もしも…このことであの事業に支障が出るのであれば…
私は責任を取って役所を辞める覚悟です
それだけでは済まないかもしれないが…
たとえ、家や田畑を手放したとしても娘の嫌がることはできません
覚悟は決めました
桜井良ニさんにもそうお伝えください」

初めて聞く父の言葉に小夜は驚いた