アイ・ラブ・おデブ【完結】

「サチ…俺…」

良孝はぐっと歯を食いしばり背中に回した腕を緩めた

「今すぐにどうしたらいいのか…答えられない…
でも一つだけ言えるのは…
…サチと結婚はできない
それだけは…変わらないんだ
子供のことも…
…ごめん…でも…大きな病院を探すとか…そういう事しかできない…
本当にごめん…」

幸絵の両肩に手を乗せ、苦しそうに目を閉じて良孝はそう言った

「ううん…タカの立場は分かっているの…
少しだけ勇気がもらえればいいの…
ありがと
頑張れそうだよ
病院は大丈夫…明日は大学病院に行くから…
こんな所に突然来て…ごめんなさい
行って…私も…帰るから
タカ…今まで…素敵な時間をありがとう
子供にも父親の…タカのことは話さないつもりだから…安心して…」