アイ・ラブ・おデブ【完結】

「いつまでそこにおる」

景色に見とれていた小夜は、祖母の声にハッとして向かいの席に座ろうとした

「そっちではなかろう!」

小夜を叱責する声がして、顔を上げると怖い顔をした祖母が隣の座布団を顎で示す

…ん?なぜ並んで座るの?
それにこの座布団の多さ…
誰か来るの…

案内された座卓の周りには、あと4枚の座布団がコの字に置かれていた

小夜が祖母の横に座ると同時に襖の向こうから声がした

「お連れ様がお見えでございます」