「いいかい?
お前が外でみっともなく色目、使って男を漁っているなら考えもある…
これだから女に下手な学識なんていらないんだよ
覚えておきなさい!
私の目の黒いうちは許さないよ!
分かったかい!!」

「…はい…承知しました
ババ様の仰る通りです」

再び頭を下げ、じっと次の言葉を待った

「分かったならいい…
もう行きなさい」

頭を上げると、祖母はもうこちらは見ておらず文机に向かっている

「ババ様…失礼します」

そう言い残して部屋を出た

そのまま自分の部屋に行き、祖母の言葉を思い返してみた