アイ・ラブ・おデブ【完結】

ふらつく身体を支えながら、リビングまで来ると菊地は片付いた部屋を見て、止まっていた涙を溢れさせた

その視線はテレビの横に立て掛けた写真を見つけたようだ

ダイニングテーブルへと連れてきて、写真が見えないようテレビに背を向けて椅子に座らせる

冷めてしまったお粥を美味しそうに食べ、少し落ち着いた菊地は話し出した

テーブルにまとめた雑誌を指差しながら

「これ見たでしょ…
私、妊娠しているの…
でもどうしようか迷ってるの…
…産もうか……どうしようか…」