アイ・ラブ・おデブ【完結】

「どうした!小夜?」

遥がナイフを片手に駆け付けた

「そっそっ…そこに…ひっ…
ひっ…人が…人が!」

椅子から立ち上がり、窓を指差しながら遥の方へと近づいた

「ここにいて!」

そう言って遥はテラスの方から外に出た

暗くて外の様子は分からないが小夜は窓から離れるように厨房へと後ずさった

あと一歩で厨房という所で、すぐ後ろからガタッと物音がすることに気づいた

…ひいぃぃ~~!!

小夜は驚きのあまり腰が抜けて床に手をつき、四つん這いで逃げようとした

けれども、後ろから小夜の肩を掴む腕の方が素早かった