アイ・ラブ・おデブ【完結】

どのくらい眠っていたのか…
う~ん!と手足を伸ばすと足がひどく痛んだ

…あれ…身体中が痛い…
なんで…だ?
あれっ?ここ…どこ?

目を開けると見たことのない天井が広がっている

天井だけではない
体に掛けられている布団も、
ベッドの脇に置かれたサイドテーブルも、薄日が差すカーテンも見たことがない

窓辺から視線を部屋の中へと移すと、ベッドにもたれ掛かる人がいる

その人は小夜が寝ていたベッドの横に椅子を置き、上半身だけを布団の上へと預けている

顔は伏せられ、柔らかな焦げ茶色の髪だけが見える