アイ・ラブ・おデブ【完結】

コウが何度も頷きながら受話器を渡してきた

手の汗を、着ている服で拭いながら受け取った

「あの!皆川ひろさんですか?お宅でお世話になっている平野小夜のことでお電話しました」
「ん?小夜ちゃん?
あれ?あなた誰?」

おっ!小夜のことを知っている様子だ

「僕は笹原 遥といいます
今、日本からこの電話をかけています」

「えっ?日本から?
それでどんな用件ですか?」

なんだか忙しそうな感じだな…
でも奥さんと連絡とらないと!

「30分くらい前に小夜から僕の所に電話があったんです
…迷子になったと…」

「えっ?迷子に?それでどこにいるって?」

それが分からないから迷子なんだよ!