次の日、いつものように誰よりも早く出勤すると、掃除のおじさん…稲本(イナモト)に会えた
早く出勤しても毎日会えるわけではなく、週に1~2度くらいだ
何度も顔を会わせているうちに仲良くなり、今では名前を呼んでもらえるまでになった
「おはようございますっ」
「おぅ!おはようさん!
あれぇ…小夜ちゃん、なんだか今日は冴えない顔してるよ?
まあこれでも食べて元気出しな!」
いつものレモン味の飴を3個小夜の手のひらにそっと乗せ、しわくちゃな笑顔で覗き込む
「こりゃあ元気の素だよ
笑った顔が一番似合うよ!」
…稲本さん…ありがとう…
涙が溢れそうになり声が出せなかったが、稲本は演歌を口ずさみながらフロアを出て行った
その日の始業の時間、ギリギリに菊地は出勤してきたが、昨日よりも顔色がすぐれないように見える
仕事中もほとんど話さず、黙々とパソコンに向かっていた
早く出勤しても毎日会えるわけではなく、週に1~2度くらいだ
何度も顔を会わせているうちに仲良くなり、今では名前を呼んでもらえるまでになった
「おはようございますっ」
「おぅ!おはようさん!
あれぇ…小夜ちゃん、なんだか今日は冴えない顔してるよ?
まあこれでも食べて元気出しな!」
いつものレモン味の飴を3個小夜の手のひらにそっと乗せ、しわくちゃな笑顔で覗き込む
「こりゃあ元気の素だよ
笑った顔が一番似合うよ!」
…稲本さん…ありがとう…
涙が溢れそうになり声が出せなかったが、稲本は演歌を口ずさみながらフロアを出て行った
その日の始業の時間、ギリギリに菊地は出勤してきたが、昨日よりも顔色がすぐれないように見える
仕事中もほとんど話さず、黙々とパソコンに向かっていた

