アイ・ラブ・おデブ【完結】

タクシーの中で繋がれている手に力が込められた

不思議に思い遥を見ると小夜を優しい眼差しが包み込んだ

「小夜のことになると…
僕は駄目だね
これからはもっと気を付けるよ!
小夜…ごめんね」

首を横にブンブンと振り、遥の視線から逃げるように俯いた

…そんな目で見ないで!
そんなに優しいこと言わないで!
あたし…どうしたらいいのか…

小夜が悩んでいるうちにタクシーはアパートに着いた

タクシーを待たせ、遥は部屋の前まで送ってくれた