アイ・ラブ・おデブ【完結】

小夜の頭の中に"ハテナ"が跳び跳ねていると、遥は長いコンパスを生かし数歩で近づいた

そのまま柏木の腕を捻り上げて

「小夜に触れないでもらいたい!」
と低い声で睨み付けながら言った


…!!!!…何?今何が起きたの?
なんて言った?

すぐには事情を飲み込めない小夜だったが、柏木の歪めた顔を見てハッとした

今度は小夜が遥の腕を掴み、柏木から引き離した

「ちょちょっと待って!
遥さん!何か勘違いをしているの!
柏木とは……ちょっとふざけてただけなの!
なにもないの…」

慌てた小夜が、遥の腕を掴みながら上目使いで訴えた

横にいるリームも、さっきまで痛みに歪んでいた柏木も、何も言わずニヤニヤと見ている