終電に間に合うように日付が変わる頃、解散となった
小夜は同じ路線に乗るルリと柏木と三人で、駅へと歩き出した
「彼氏が迎えに来たぁ~!」
突然にそう宣言して、ルリは大通りをさっさと逆に歩いていってしまった
人混みの中を柏木の磨かれた革靴を後ろから、俯き加減で見つめて歩道をいく
駅まではまだもう少し距離があるのに、前を歩く長い足が急に立ち止まった
「もう少し飲んでいくか…」
独り言ようにつぶやき、小夜の返事なんか待たずに地下へと続くビルの階段を迷いもなく降りて行く
一緒に行くべきか迷っていると、早く来いとばかりに店の扉に手を掛けこちらを睨んでいる
…仕方がない…行くしかない
でもあたし…行くなんて返事してないのに…
少し不貞腐れて階段を降りた
柏木が扉を開けると、カランという心地好い音とともにピアノの音が聞こえてきた
小夜は同じ路線に乗るルリと柏木と三人で、駅へと歩き出した
「彼氏が迎えに来たぁ~!」
突然にそう宣言して、ルリは大通りをさっさと逆に歩いていってしまった
人混みの中を柏木の磨かれた革靴を後ろから、俯き加減で見つめて歩道をいく
駅まではまだもう少し距離があるのに、前を歩く長い足が急に立ち止まった
「もう少し飲んでいくか…」
独り言ようにつぶやき、小夜の返事なんか待たずに地下へと続くビルの階段を迷いもなく降りて行く
一緒に行くべきか迷っていると、早く来いとばかりに店の扉に手を掛けこちらを睨んでいる
…仕方がない…行くしかない
でもあたし…行くなんて返事してないのに…
少し不貞腐れて階段を降りた
柏木が扉を開けると、カランという心地好い音とともにピアノの音が聞こえてきた

