アイ・ラブ・おデブ【完結】

「まあ!そうなの…
笹原さんもこちらへどうぞ!」

小夜がいつも座るカウンター席の隣へ案内した

入り口近くにぼぅっと立ったままの小夜は、歩き出した笹原が自分の腰に手を当てエスコートしたことに驚いた

…ちょちょ…ちょちょっと!
こっこっこの手は…なな何!

目を丸くして笹原を見るとニカッとあの笑顔を見せ
「座りましょうか?」
と声まで爽やかに言った

急に女の子扱いを受け、小夜はびっくりすると同時にドキドキしていた

…笹原さんて…変わった人…

どんな風に歩いたのか分からないが椅子に座っている

「小夜ちゃん
その大切に抱えている物はなあに?」

リームの声にハッとして自分の持っている白い袋を見た