アイ・ラブ・おデブ【完結】

次の日、柏木もルリも焦っていた

…もしかしたら、今日にでも平野の処分が決まるかもしれない
時間がない…

仕事そっちのけで稲本に言われたことばかり考えていた

…まず、営業のフロアに行ってみるか

近くの同僚に資料室へと行く告げ、エレベーターに乗った

営業のフロアを見回すと奥の方に石黒の姿があった

眼鏡をかけ、黒い髪を横にながし固め、パソコンに向かう顔は少し神経質そうな印象だ

柏木は持ってきたプリントをコピー機へセットした

コピー機の操作画面を見ているが、気持ちは石黒の方にある

そんな柏木に後ろから突然、声が掛けられた

「柏木さん!どうしたんですか?」