アイ・ラブ・おデブ【完結】

「お休みのところすみません
わたくし、この辺りのテレビの受信状況を調べていまして…
申し訳ありませんがお宅のテレビを確認させて頂けますか?」
しわくちゃな笑顔を見せ頭を下げた

塚田は部屋の中を一瞬振り返り、低い声で
「駄目だ!帰ってくれ」

ドアを閉めてしまった

…まあ中に入れるとは思ってないからな…
やはり奥の部屋は暗室にしてるな
男の独り暮らし…あまり収入もよくないといったところだな
…これ以上の収穫は期待できないだろう

塚田の部屋からは写真の現像に必要な薬品の匂いがした

僅かに見えた部屋は薄暗く物が散らばっていた