アイ・ラブ・おデブ【完結】

それは部長の話から、丁度1週間が経った日の朝のことである

パソコンに向かっていた小夜は突然、部長室に呼ばれた

ノックをして中に入ると部長の他にうちの課長、さらに1課の課長までが揃っていた

ソファーに座るよう促されたが小夜はこの張り詰めた空気に中々動けない

「座ったらどうなんだ!」

1課の中沢課長が苛立ったように睨みながら言った

小夜はなぜここに呼ばれたのか、なぜ怒鳴られたのか全く分からない

ゆっくりとソファーに腰を下ろしたが、顔上げる事は出来なかった

自分のパンプスを見つめ、息を圧し殺していた

この張り詰めた空気を破り、部長が話し始めた

「平野くん…
何でここに呼ばれたのか分かるかい?」

「いっいいえ…わかっ分かりません…」