アイ・ラブ・おデブ【完結】

食事を終えると神崎が小夜を送っていくことになった

何度も断ったのだが萩原が強く勧めたからだ

タクシーに乗ると

「平野さん!
今夜、最初に見た時からあなたの事が気に入ってしまいました
僕と付き合って下さい!
お願いします!」

突然、前置きもなく若干棒読みで神崎は言い出した

…っ!!ええ?何て言ったの?

バックミラーの運転手と目が合い恥ずかしい

「かっ神崎さん!
からかわないでください!」

どう考えてみても分からない
食事中は神崎さんと話した覚えもない

「僕は本気です!
あなたのその…包容…包容力!そうそれに惹かれたんです!
付き合って下さい!」

丁寧に何度も断ったが神崎は引き下がらない

とうとう小夜の方が友達なら…と折れた

携帯の番号とアドレスを交換してアパートの前で別れた