アイ・ラブ・おデブ【完結】

運転手はこういう場面に慣れているのか、座席にはシートが掛けてある

みんな乗り込み、そう離れていない病院へと走り出した

さっきのレーサーのような運転が、今は交通ルールを守りながらも急ぐ走りへと変わっていた

病院に着くとすぐに車椅子を用意したナースが出て来てくれた

菊地が車椅子に乗り建物の中に入ると、全身の力が抜けその場に座り込んでしまった


「オマエは運べないぞ」

あたしの頭をポンポンと軽く叩いた