アイ・ラブ・おデブ【完結】

これまで順調な妊婦生活を送ってきただけに、今の状況にパニックになっている

小夜は深呼吸をして携帯電話を握り直し、背筋を伸ばした

「菊地さん!待っててください!
すぐに…20分で行きます!

電話はこのまま切らないで!

痛みのある時は話さないでもいいですから!」

バッグを持ちタクシーを拾うためと急いで店を出ようとするとリームさんが止めた

紙にペンを走らせている

"今タクシーくる

智也も菊地さんのマンションへ行くから"

携帯で菊地さんに話している間に手配してくれた

外からクラクションの音が聞こえ、リームさんに頭を下げて店を飛び出した