明かりのない表の入り口は、薄暗くなった小路に小さな薔薇が咲き一番雰囲気のいい季節だ
こんな状況でなければ、遥と共にゆっくりと歩きたい
スラリと高い背中に隠れるように、ステンドグラスが美しい扉の前へ立つ
大きく一息吐くと遥が扉を静かに中を窺うように開けた
真っ暗な店内は静まり返り、二人の足音が響く
服を掴む手に力が入り、鼓動が速まる
腰の辺りを掴む小夜の手をそっと握り、背中に庇うような姿勢で少しずつ中へと歩みを進めた
レジやショーケースの前を通り、テーブルが並ぶ部屋の手前まできた
調理場の奥の方からカタンという小さな音が聞こえ、二人の手にも力が入る
唇が乾いているのに、口には唾液が溜まり、ゴクリと飲み込む音がする
「由美子…さん?」
恐る恐る名前を呼ぶと何かがテーブルの間で動いた
…ひぃ~!!でた!
遥の背中に顔を埋め、ギュッと目を閉じた
それと同時にパッパ~ンと弾ける音と眩しい明かりがつけられる
こんな状況でなければ、遥と共にゆっくりと歩きたい
スラリと高い背中に隠れるように、ステンドグラスが美しい扉の前へ立つ
大きく一息吐くと遥が扉を静かに中を窺うように開けた
真っ暗な店内は静まり返り、二人の足音が響く
服を掴む手に力が入り、鼓動が速まる
腰の辺りを掴む小夜の手をそっと握り、背中に庇うような姿勢で少しずつ中へと歩みを進めた
レジやショーケースの前を通り、テーブルが並ぶ部屋の手前まできた
調理場の奥の方からカタンという小さな音が聞こえ、二人の手にも力が入る
唇が乾いているのに、口には唾液が溜まり、ゴクリと飲み込む音がする
「由美子…さん?」
恐る恐る名前を呼ぶと何かがテーブルの間で動いた
…ひぃ~!!でた!
遥の背中に顔を埋め、ギュッと目を閉じた
それと同時にパッパ~ンと弾ける音と眩しい明かりがつけられる

