アイ・ラブ・おデブ【完結】

あたし達の叫びを聞いた座敷のメンバーが、頭だけを襖のはじに出し縦に並んだ


「ど~したの~?」

「どんな物好きな男だ?」

「……」


下から順に聞いてくる

ダルマ落としのようにも見える

ヒロくんは小夜の後ろに隠れ、小さな声で聞いた

「あの人達…知り合い…だよね…」


…あぁ…ひと騒ぎしそうな雰囲気…この酔っぱらい達…どうしよう

そこにこの嵐を静める女神が入り口から現れた


「平野さん!久しぶりね!」

ほっそりした体のお腹だけが僅かに膨らみ、妊婦らしい体型になった菊地だ


「菊地さん!元気そうですね!」