アイ・ラブ・おデブ【完結】

「あっ!」

男性の方も小夜のことを覚えていた

「…平野さんですよね?」

つぶらな瞳に細縁の眼鏡…ヒロくん…だった

「そうです…偶然ですねえ…
ヒロくん…さんは…菊地さんと?」


辺りを見回すが菊地の姿はない

「いえいえ
大学時代のサークルの集まりです
平野さんは?」


「会社の同期の集まりです」

トイレの前の通路で話していると、一番近い座敷の襖が開いた

そこから出てきた人が叫んだ

「なんや~!平野が男とおる~!!」

もちろんそんな叫びを恥ずかし気もなくするのは…鈴木だった

「ちょちょちょっと~
あっあたしの…おっ男じゃないよ~」

思わず叫び返した