アイ・ラブ・おデブ【完結】

「とっても生き生きとした写真が撮れるのね~
やっぱり挑戦してみよう…
ねえ、楓佳さん、走っている人も撮るの?」

きらりの言葉に仕事用の取材をした写真も披露してくれた

「あ~ここ綺麗ね~
ヤシの木みたいなヤツがリゾート地みたいで…
海もあるし…良いとこだね」

「ここはいつも年末にマラソン大会が行われる場所です
昨日まで、取材に行ってきましたが暑いくらいでしたよ
九州はもう上着は要りませんね」

大きなテレビに南国の風景が写し出され、旅行のパンフレットを見ているようだ

「この海岸線がずっと綺麗に整備されていているんです」

天候にも恵まれたようで、青空と穏やかな海、綺麗な道路が何枚も撮られていた

「こんな同じような写真…つまらないですよね…
それじゃあ…」

楓佳が別の取材写真に変えようとしたとき、マサの大声が響いた

「まっ…待って!!
今の…今の信号の所のヤツ!
もう一度見せて!!」