アイ・ラブ・おデブ【完結】

テーブルの上の料理がほとんどなくなり、皆のお腹が満足してきた頃、太陽が陰り冷たい風が吹きはじめた

「ちょっと冷えてきたから中でデザートにしませんか~」

ルリの提案に皆が賛成し、片付けをはじめた

部屋の中ではお祖母ちゃんが智大と昼寝をしている

「おお婆ちゃん…こんなとこで寝てると腰が痛くなるよ~
子守りありがとね~」

ルリが優しく声をかけると、小柄な体をひょいっと起こし、祖母は腰を伸ばしながら奥の座敷へと消えていった

…おぉ!もうすぐ90才とは思えぬ身のこなし…
フラダンスをしてるっていうのも納得…凄いよね…

小夜は昨夜、食事前に披露してくれたフラダンスを思い出した

これまた広い仏間に大きな座卓を並べ、コーヒーと共に香織が作ったシュークリームやロールケーキが並んだ

あんなにも外で食べたのに、目の前のスイーツへ手が伸びる

ルリの家のハウスで採れた大きな苺も甘酸っぱくて美味しい

「これもとっても味が濃いわね
ねえマサくん!ルリさん家のお野菜で新しいスイーツを考えてみない?
さっき食べたどの野菜も、その辺の物とはひと味もふた味も違うわ
何か出来そうじゃない?」

「あぁ…俺もそう思ったよ…
野菜でも何か出来そうだな」

店にヘルシーで美味しい野菜スイーツが並び、これも人気のメニューになりそうである