アイ・ラブ・おデブ【完結】

しかし、その数時間後に激しい腹部の症状に悶え苦しみ、二人の楽しい密やかな時間は永遠に終わった

運ばれた病院で、その原因は環の店で食べた食材にあると判明し、その事も含めて報道された

二人は好物である生牡蠣を更に追加注文して食していた

その牡蠣から感染した、重症の食中毒と診断されたのだ

この二人に留まらず、他にも具合の悪くなった客が次々に現れその事も大きく報じられていた

静かに慎太郎の話を聞いていた由美子は、焦った表情で質問をした

「ねえ…慎ちゃん…
これからどうなるの?
魔王の責任が問われるのよね?」

その言葉に、深く考えていた慎太郎は慎重に答えた

「これは我々にとって…チャンスになるのかもしれません
或いは…決定的な痛手に…」